専攻科に進んでやった事と考えた事と少しの後悔と。
やってまいりましたはてなブログ。
またはてなのサービスに戻ってくるとは思わなんだ…j社インターン以来じゃないですかヤダー 昔に比べたらだいぶサービス減ったな
さて、なぜわざわざいにしえのはてなIDを掘り起こして記事を書くのか。
きっかけは、kosen13'sアドカレ記事を読んだことです。みんな高専卒業して色々あって記事書いてて。「あ、とりあえず今の心境を書き起こしておくのも悪くないかも」って思いました。というわけで今までの流れ的なのを書き連ねたいと思います。
本科時代
実はもともと専攻科に進むつもりで高専に入学しました。5年次に一瞬紆余曲折あったんですが、その話は割愛で👍
専攻科を選んだ理由として、表面上は今の研究室(と担当教官)が面白いとか環境変えたくないとかあったんですが、大目的は学生の身分をまだ味わっていたいという真っ黒な理由でした。いやそのなんというか、ただ真っ黒なわけじゃなくて、(就きたい|今の実力で就けそうな)仕事が見つからなかったんです。そりゃそうだ。キラキラしたみんなと違って5年間遊びながら過ごしてきたからな。PCゲーにだいぶ時間割いてましたね。今も変わらんけど。
専攻科入学後
そんなこんなで専攻科に来たわけですが、わりとふわっとした理由で進路を選んでしまった高専生が一人。残り期間は2年(就活的には2年もない)。さぁどうしましょうって場面なんですが、ここでかなり重大なミスをしてる(気がする)のでした…!
春ぐらい
専攻科は研究をするための学科。学期が始まる前から研究室が決まり、4月には研究が始められるようにと通達されるわけです(どっかに書いてありました)。
「まぁ研究は5年の引き継ぎでいっかな、実験失敗してるしやり直せばええやろ」研究テーマキマリー
さて、研究テーマは一瞬で決まってるわけですよ。ここからどうしてたかというと…。
始まるゲーム生活…!!モンハンたのしー!!!!!!
なんとまぁ、懲りずにゲームするわけですね。アホか。でも、全く変わってないわけではありませんでした。
ギリギリ本科5年時代、終わり際に某社のワークショップ的なのに参加しまして。そこから(多分)心境の変化はありました。うすらぼんやりと、
「なんか楽しいコンテンツ作る仕事がいいな~」
と思ってました。 そして、専攻科に進んでからWantedlyというサイトに登録しました。
なぜ?
楽しいコンテンツってこのときは思ってましたが、後々それは空間演出・インタラクティブコンテンツをやりたいって感じになっていきました。その理由の根底は、趣味の3DCGにありました。
もともと軽い気持ちで手を出した3DCGでしたが、結構ハマった感じでやってまして、夏休みに一日一創的なのやってたりもしました。方向性としてはフォトリアル(写実的な表現を目指すもの。広告デザインとかそっち系でよくある)を進んでったわけですが、ふと「あれ?CGでライティングってめちゃくちゃ重要じゃね?しかもライティング拘るのクソ楽しいんだけど」って思いました。それが、空間演出みたいな方向性に興味が動き、もともとの楽しいコンテンツ=インタラクティブコンテンツを目指すきっかけになりました。
そして、もう一言で言ってしまえば高専の求人にそういう会社がない!って事に気づき、自分で動かなきゃダメだ…!となった次第です。
春~夏休みぐらい
自分で動くための一歩として、まずはインターン先を探そうと思いました。そこからはもうWantedlyで会社を探しつつ、プロフィールを整えて(Qiitaで記事書いたりして)、応募して…
収穫あったのは結局一社のみでした。(ただしこの出会いが後々…?)
しかもインタラクティブコンテンツ作る系ではなく、ちょっと路線が違って照明担当する系な企業さんで。
計4日間のインターンでしたが、なんと初日にイベント設営のための現場作業&夜勤というぶっ飛びっぷり。いやもうびっくりしましたよ。初日出勤しようと移動中FBメッセで「現場あるので夜出られませんか?」ですよ。多分この話を聞いたら9割方の人はやべー企業じゃんって思うかもしれないですね。でも自分は「やばーw超面白いじゃんwww」くらいの気持ちでした(???)。
そんなこんなで、少しは行動しだしたわけですが、今から思うとまだちょっと甘かったかなと。ちなみにこのとき研究の進捗はありません。教官には「就活してますお許しを」って感じでお茶を濁しまくってました。
夏休み~秋ぐらい
ちょっと時系列被りで、もう一つ今年やったことを。
趣味でやってる3DCGですが、Twitterで作品をちょいちょい出してまして。そのへんのつながりで、CG関連のイベントなんかに興味が出てきました。というわけで、参加したイベントがこちら
C4D勉強会は非常に面白い話を各方面のクリエイターさんから聞くことができ、世界の山ちゃんでうまい手羽先を食べ、参加してよかった!!!って感じでした。憧れの人が目の前にいて直接お話できて実質ファンミ。
クリカンに参加する頃には、だいぶ「インタラクティブとかそういう系やりたい!」って感じだったので、それ系のお話を聞きに行きました。あとC4D勉強会で出会っていたFF内の方と再開したり。
あ、あとまた福井に里帰りしましたね。今年もハッカソン&BBQめちゃくちゃ楽しかったです。あっさり書いてるからそんな楽しくなかったのではって思われそうですが、書き表せる範囲を超えてるので表現できませんでした(謎)。
それと11月には、4年次くらいから続けてきたバイトを辞め、なんとあのぶっ飛んだインターンに行った企業さんでバイトすることに。週一で東京に出てきてます。実は月収的にはだいぶ減ってるんですが、進路を決めたあたりから「やってて楽しいことをやろう!」って気持ちがあったので決めました。前のバイト先も良かったがやっぱり接客業は性に合わない。あともう一つ理由があるけどこれは聞きたい人にオフレコで話します。学費分を貯めないといけないので生活苦しくなるけどまぁなんとかなるべ。
秋の終わりぐらい~今
ここまでなんやかんややってきたKurogoma。将来につながる収穫といえば、インターン一社+バイト入社。…あれ、あんまり収穫ない?
ぼちぼち研究を進めつつ、この頃は(ついこの前まで)学校で出るありとあらゆる課題に追われてました。
今までそんなに悪いイメージのなかった専攻科ですが、ここに来てわりと不満漏れ出します。
ここがダメだよ!専攻科
- 課題が多い→研究する時間が減る
- 本科の焼きなまし講義
- 一部の近年稀に見るクソ講義
多分他の人から見たらマシかも知れないけど、自分がストレスを感じるには十分でした。や、あのクソ講義は許さない。絶対に。話聞きたくなさすぎてこの前サボったけど。
ところで今何やってんの?
そんなこんなで、あまり手応えのないまま12月になってしまいました。
このままだと何もできず終わるのではって少し焦りつつ、でも友達の話なんかを聞くと焦りすぎって思うくらいの気持ちと少しの行動を起こしてきました。自分が今までやってきたこと(一年間じゃなく高専入学してから)を振り返ってみて、自分に圧倒的に足りないのは「実績」だな、と思っています。ここ後悔ポイント。
高専5年間で特に何もやっていない人間が、突然自力で就活してうまくいくなんてあるはずがないんです。
もちろん教官にES見てもらったりはしましたよ。
でもそれとほんの少しの努力で通るほどこの世はうまくできてない。
本来自分は今までと比べ物にならない努力をすべき人間なんです。
さて、ここで今何をすべきか。
少し改めて考えましたが、やはり一度決めた道、まだ時間はあるので諦められません。
というか、最近は「CGの知識と情報系の知識が活かせる職場がいいなー」なんて拡大してます。でもその根底は変わらないのでおk。
そういうわけで、これから冬休み中になんかプロダクトを作りたいと思ってます。そして体裁を整えてQiitaやWantedlyなんかに載せる新たな武器にする。
とりあえずはこのスタイルでまだやってみて、ダメだったら(というかほぼ平行で?)普通の就活をしたいと思います。1月に合同説明会みたいなのもあるし。
ちなみに、その流れもあって今Flutter触ってます。Chromeのタブがこの状況↓
この状況でなんでFlutter?って感じですが、新しいもの好きなので…
楽しいよFlutter。ネイティブアプリのチュートリアルやったけどレイアウトすぐできてよさみが深いよ。ひとまずなんか作るのやつはこれでやろうかな。
あと研究でARを扱ってるので、それもしっかり進捗出して就活に繋げられたらいいな。間に合うかな。
あと触りたいものはいっぱいあります。vvvvとか、webGLとか、普通にweb系のフレームワークとか。3D数学勉強しなきゃ。
おまけ(言いたいことを言うコーナー)